sapce
sapce
   

2007年度参加者の体験談

 2007年7月22日より8月4日までの2週間、4名の生徒さんのシャペロン(引率者)としてワシントン州へ行ってきました。出発前と帰国後の子どもたちの様子は全く変わっていました。子供たちがアメリカ行きを楽しみにしていることは2度の事前研修やレッスンで会ったときの会話から伝わってはきましたが、実際に家族と離れて、決して完璧とはいえない英語を駆使しながら、1週間のキャンプ活動や5日間のホームステイを“体験”してきたことで、どの子もとても大きく成長してきたように思います。

 事前研修では外国に行くとはどういうことか、自分のことを自分で責任を持ってやっていくことの重要さ、現地で必要と思われる英会話などを教え、またユートレックの代表である宮崎さんに来ていただき、ワシントン州の写真を見せていただいたり、これまでの海外研修体験者の様子を聞くことができました。

 飛行機に乗り込んだときから子供たちの新しい体験は始まっていました。初めは自分の知っている英語が本当に伝わるのか不安で仕方なく、何度も私に確認をしてきたり、代わりに言ってほしいと頼んだりしていました。

 現地のキャンプ地に着くと、早速それぞれのグループに分かれ、グループのリーダーの指示に従って湖での水泳、カヌー、綱渡り、自然散策、ハイキング、アーチェリーやクラフトなどのさまざまな活動を、毎日朝から夕飯まで楽しみました。また、必ず自分たちの役割を果たすということも、強制されることなくこなしてきました。日本にいては絶対に体験することのできないことを楽しみ、たくさんの友達を作ることができました。最終日には本当に別れが名残惜しそうでした。

 ホームステイでは、各家庭によってすることは様々でしたが、どの子もその家庭でしかできない体験をしてきたようです。また私と離れていたことによって、自分の英語力だけでは十分にコミュニケーションできなかった悔しさを感じ、もっと英語を学んでいつかまたホストファミリーに会いに行きたいと思うようになったようです。また、ホームステイの家族も"My son" "My daughter"というように、本当の家族として接してくれました。

 このプログラムの良いところは、日本からの参加者がいつも一緒に行動して語学学習する、というのではなく、一人ひとりがそれぞれの体験を通して、その子に合った方法で学ぶことができる、ということです。

 今回私は4人の生徒たちと参加し、感動を分かち合うことができましたが、今後、一人でも多くの子どもにこのすばらしい体験をしてもらいたいと願っています。



エデュケーションネットワーク キッズイングリッシュクラブ
〒480-1103 愛知郡長久手町岩作長筬15-2
Phone : 0561-64-5064 / Fax : 0561-64-5065
E-mail : info@ednet.co.jp